糖尿病

具体的な治療法

糖尿病の治療の基本は 
1)食事療法 
2)運動療法
肥満はインスリンの作用を妨害するので糖尿病にとっては大敵です。
栄養素をバランスよく取りながら標準体重を維持するため、食事療法が必要です。
また、弱まったインスリンの働きに合わせた食事の量にすることも必要です。
そうすれば、食物は体内でほぼ完全に利用され余分なブドウ糖が血液中にあふれでることはありません。

糖尿病

治療の目標

血糖値を良好にコントロールすることで合併症を予防します。
そうすることで、食前血糖80−120 mg/dl、食後血糖100−160 mg/dl、グリコヘモグロビン(HbA1c)5.8%以下程度と考えられます。
血糖値を正常に近づければ近づけるほど、合併症がでる心配が少なくなります。
また、特にインスリン非依存型糖尿病の患者さんでは、高血圧症や脂質異常、肥満を合併しやすいので、これらの治療も必要です。

糖尿病

糖尿病と合併症

糖尿病の三大合併症は、網膜症、腎症、神経障害ですが、このほか脳卒中・心筋梗塞などをおこす動脈硬化も合併します。
合併症が進行すると網膜症による視力障害・失明、腎症によるむくみ・尿毒症、神経障害による手足のシビレ・便秘・下痢・インポテンスなどがあらわれます。
ふつう糖尿病になってから5、6年で神経障害が、7〜10年で網膜症が、15年程度で腎症が出現します。

糖尿病

糖尿病の症状

糖尿病の症状としては、無症状のことも多いですが、高血糖によるのどのかわき・多飲・多尿、また細胞のエネルギー不足による体のだるさ・体重減少などがあらわれることもあります。

糖尿病

糖尿病と肥満

糖尿病にかかっている人は太っている人、というイメージってうっすらとありますよね。
それはどうしてなんでしょう?
肥満は糖尿病と深く関わっています。
調査してみますと、2型糖尿病患者さんの約2/3が現在肥満であるかあるいは過去に肥満を経験しています。
実際、肥満者ではインスリンの血糖低下作用が弱まっていることがわかっています。
ただ、外見はむしろ痩せているけど糖尿病と言う方も増えています。
見かけで判断するのは危険ですね。

糖尿病

糖尿病とは

糖尿病は血糖値が高い状態が持続する病気です。
糖尿病でない人では、食後、食物に由来するブドウ糖やアミノ酸が体に吸収されると、膵臓からインシュリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。
このインスリンの働きにより食物から吸収されて血液に入ったブドウ糖が筋肉組織などへ取り込まれ、血糖が一定値以上に上昇しないようになっています。
このインスリンによる血糖低下作用が弱くなると糖尿病になります。